食事に合うコーヒーのおすすめを紹介します。(和食・洋食・中華)

INIC coffee

食事とコーヒーの組み合わせといえば、朝食を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。トーストとミルクたっぷりのコーヒーで目覚めるとても素敵ですよね。

また食後のコーヒーよりも食事中のコーヒーが良いという事が話題になってから、なおさら食事に合うコーヒーが注目を集めるようになりました。

しかし、コーヒーの可能性は無限大。まずはどうやって食事に合うコーヒーを選んでいくか考えてみましょう。

目次

食事中のコーヒーを選ぶために知っておきたい事

今までは食後にコーヒーを飲むというのが一般的だったと思います。食事に合うコーヒーを選ぶためには、「食事の邪魔をしないコーヒー」を考える事が大切です。今回は和食や洋食、中華など幅広い料理に合うコーヒーをご紹介します。食後のデザートとともに楽しめるコーヒーも登場するので、日常のさまざまなタイミングに取り入れてみてはいかがでしょうか。

和食に合うコーヒー

和食

最初にご紹介するのは、和食に合うコーヒーです。和食の特徴といえば、だしのうまみ・塩味・甘みなどが繊細に絡み合った味わい。日本食の代表であるお味噌汁は、思わず「落ち着く」とため息をついてしまいます。

そんな日本食に合わせるコーヒーは、「浅煎り~中煎りの優しい酸味と程よいコク」のコーヒーはいかがでしょうか。例えば、コロンビアのコーヒー。ナッツのような香ばしさやみずみずしい酸味が特徴で、日本食に用いられる味噌や醤油の風味にマッチします。


食後にはお饅頭や羊羹とともに、ぜひマンデリンなどのスマトラ式のコーヒーをお楽しみください。インドネシアにあるスマトラ島は、雨の多い地域。そのため、スマトラ式と呼ばれる独自の加工法によって風味と力強いコクが生まれています。和菓子によく使われる餡子や抹茶との相性がよく、その甘みと苦みのバランスに魅了されるでしょう。

洋食に合うコーヒー

続いてご紹介するのは、洋食に合うコーヒーです。朝食のトーストや食後のドルチェなど、洋食とコーヒーはよく合いますよね。しかし、幅広く合うからこそ、どんなコーヒーを組み合わせるとよりマッチするのかも悩みどころ。

そこで注目したのが、コクの相性です。

例えば、クリーム・バター・チーズがたっぷりのグラタンやパスタは、濃厚なコクが特徴。それに合わせるのは、深いコクを感じられるコーヒーが良いでしょう。一方が強すぎても風味は引き立ちません。深煎りのブレンドコーヒーを選ぶと、バランスのとれたフードペアリングを楽しめるでしょう。

そして、食後のドルチェは何を選ぶかによりますが、フルーツをふんだんに使ったスイーツには、フレッシュな酸味と軽いコクを持つキリマンジャロや、エチオピアなどアフリカ産コーヒーをご一緒に。チョコレート系のスイーツを楽しむなら、グァテマラなどのラテンアメリカ産コーヒーがおすすめですよ。

中華に合うコーヒー

中華料理といえば、「こってりとして味が濃い」というイメージはないでしょうか。スパイスや酸味も多く感じられ、「コーヒーと合うのかな」と疑問に思う方も多いと思います。

中華料理に合うコーヒーはずばり、酸味のあるコーヒー。

先ほどの洋食ではコクが調和するコーヒーを選びましたが、ここでは「こってり感をフレッシュにする酸味」という拮抗した組み合わせを選びました。様々な種類の料理を食べながら、コーヒーでさっぱりと。そしてまた、料理を楽しむというイメージです。

グァテマラなどのラテンアメリカ産のコーヒーは、クリアな酸味を持つものが多いので、ぜひお試しください。

そして食後は、杏仁豆腐、ゴマ団子、月餅など全部食べたい気持ちを抑えつつ、一緒にアメリカーノはいかがでしょうか。軽い飲み心地と香ばしさが中華系のデザートによく合いますよ。

和食・洋食・中華料理にもコーヒーは合う

これまで、デザートにコーヒーを合わせることはあっても、食事とコーヒーというのはあまりなかったかもしれません。しかし、コーヒーの種類はさまざまです。この記事が「コーヒーは意外といろんな食事に合う!」という体験のきっかけになればと思います。もちろん、好みも人それぞれ。自分の中で、「味わいが引き立った!」と思った瞬間が、フードペアリングにおける最高の体験です。

ぜひ、いろんな食事にコーヒーを合わせてみてはいかがでしょうか。

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