5月20日にINIC coffeeの新商品「Light note Aroma(ライトノートアロマ)」と「Dark note Aroma(ダークノートアロマ)」を発売しました。
両商品はINIC coffeeの定番商品、かつ一番人気の「Smooth Aroma(スムースアロマ)」をベースに、それぞれ浅煎りコーヒー、深煎りコーヒーをイメージして開発した商品です。
初めてINIC coffeeを飲む方にも、普段からスムースアロマを飲んでいただいている方にも、コーヒーの味わいの違いによる楽しみを感じて頂けるように開発しました。
この記事では、それぞれの商品の開発のこだわりやおすすめの飲み方、相性の良いペアリングなどを紹介します。
ぜひSmooth Aromaと合わせて、Light note Aroma / Dark note Aromaを飲み比べていただき、コーヒーの味わいの違いを楽しんでくださいね。
目次
Smooth Aromaとは
Light note Aroma / Dark note Aromaの説明をする前に、フレーバーのベースとなったSmooth Aromaについて紹介します。
Smooth Aromaは2012年にINIC coffeeで最初に発売した、INIC coffeeの始まりと言えるフレーバーです。
本格ドリップのようなコーヒーを、誰でもお湯で溶かすだけの簡単な手順で作ることができます。
パウダーを入れたカップにお湯を注いだ瞬間、パウダーが溶け出しながらコーヒーの芳醇な香りが立ち始めます。
カップを口に近づけると、商品名のとおり口当たりの良い、洗練された(Smooth)香り(Aroma)を楽しむことができます。
味は毎日飲んでも美味しく感じられるように酸味や苦み、コクのバランスを重視してブレンドにこだわったものです。
インスタントコーヒー特有の雑味や粉っぽさは感じられず、口の中で深いコクと香りが広がります。
若干深煎りめな味わいとしており、深煎りを好む傾向がある日本人の口に合うように配合しています。
スムースアロマの味わいチャート図
コーヒー本来の風味を十分に感じられるように軽すぎず、かといって毎日飲んでも重たくならない、飽きのこない日常に溶け込む味を目指しています。
現在INIC coffeeの定番商品として、また一番人気の商品として、INIC coffeeを初めて飲む方やコーヒー選び迷った方に一番最初におすすめしている商品です。
Light note Aroma / Dark note Aroma 開発背景
Light note Aroma / Dark note Aromaは、Smooth Aromaに続くブレンドコーヒーの定番として親しんでいただけるように開発しました。
ブレンドコーヒーの魅力のひとつは、お好みに合うようその味わいを調整しやすいところにあります。
異なる特徴を持つ2種以上のコーヒー豆を配合し、さらにその配合割合などを変更することで、酸味・苦み・コク・香りなど、より口に合う味に調整できます。
コーヒー豆本来の味わいが強く出るシングルオリジンコーヒーとは異なり、より飲みやすい味わいになるため、気軽にコーヒーを飲みたいという方にも楽しんでいただけるのが魅力と言えます。
これまでINIC coffeeでは定番といえるブレンドコーヒーはSmooth Aroma以外に少なく、新たなブレンドコーヒーの選択肢として開発をスタートしました。
クロス・マーケティング社が実施した「コーヒーに関する調査」(2024年)によると、「コーヒーが好きで、市販のものをよく飲んでいる」と回答した人は42.5%に上る一方、「コーヒーが好きで、豆選びや淹れ方にこだわりがある」と回答した人は9.6%となっています。
(画像引用:自宅でのコーヒーはインスタントで手軽に 代替コーヒーには3割が関心あり -コーヒーに関する調査(2024年)-)
このことから本格的なハンドドリップで好みの味わいを作るよりも、手軽な市販品で好きな味を見つけたいと考えている方のほうが多いことが分かります。
そこでSmooth Aromaをベースに味わいが若干異なるLight note Aroma / Dark note Aromaを発売することで、お好みの味を見つける楽しみを感じていただきたいと考えています。
初めてINIC coffeeを飲む方にも、普段INIC coffeeを飲んでくださる方にも、コーヒーを選ぶ楽しみをより感じて頂きたいです。
焙煎度による違い
Light note Aroma / Dark note Aromaでは焙煎度による味わいの違いを表現しました。
ブレンドするコーヒー豆の種類や配合割合など試行錯誤を重ね、酸味や苦みを表現しながらも、飲みやすい味づくりにこだわっています。
コーヒーの味わいの違いで大きな差が出るのは焙煎度による違いです。
焙煎時間が短い浅煎りのコーヒーほど酸味が感じられ、長くなる深煎りほど苦みが強く出るようになります。
「苦みがあるほうが好き」「酸味が強いコーヒーが好み」と好みの違いが生まれ、好みの方向性が分かるようになります。
どちらが正解というものでもありませんし、”どちらがコーヒー通の楽しみ方”というものでもありません。
お好きな味わいを見つけていただくことで、よりコーヒーを好きに感じていただけたら、と考え開発しました。
Light note Aroma / Dark note AromaはSmooth Aromaと比べて以下のような特徴を出しています。
・Light note Aroma:酸味を感じられる浅煎りコーヒーをイメージ
・Dark note Aroma:苦みを感じる深煎りコーヒーをイメージ
どちらもブレンドにこだわり、Light note Aromaは酸味がありながらもすっきりとしたさわやかな酸味を、Dark note Aromaは重くなりにくい飽きの来ない苦みを目指しています。
Smooth AromaとLight note Aroma / Dark note Aromaを飲み比べて頂き、味わいの違いを感じていただきながら、ご自身のコーヒーの味の好みを見つけてください。
ご自身の味わいの好みが見つかったら、コーヒー豆の産地による味わいの違いを表現したBeans Aromaシリーズや、焙煎度による味わいの違いを表現したロースタリーシリーズを試して、より嗜好を深めていただくことも良いでしょう。もちろん同じフレーバーを続けて飲んでいただくのもおすすめです。
ぜひLinght note Aroma / Dark note Aromaで、コーヒーを飲む楽しみを深めてください。
Light note Aromaの特徴
Light note AromaはSmooth Aromaをベースに、酸味を感じる浅煎りコーヒーをイメージした商品です。
Smooth Aromaよりもすっきりとした味わいが特徴です。
コーヒーの酸味が苦手な方にも酸味の楽しみを感じてもらえるよう、主に浅煎りコロンビア産のコーヒー豆をベースにエチオピア産コーヒー豆などを配合し、飲みやすい味わいや風味にこだわりました。
日本では、苦みのある深煎りコーヒーに比べて、酸味が強い浅煎りコーヒーに苦手意識を持つ人が多い傾向があります。
BRITA Japanが行った好きなコーヒーに関するアンケートでは、好きなコーヒーの味について「酸味が強いコーヒー」と回答したユーザーは11.5%と最も少なく、コーヒーが持つ酸味を苦手としている人が少なくないことが分かります。
参考:BRITA Japanがコーヒー消費に関する調査を実施2人に1人が毎日コーヒーを飲む時代安くて、酸味・苦味バランスのとれた「スマートコーヒー」が人気 | BRITA Japan株式会社のプレスリリース
ただし、コーヒー豆はコーヒーノキの木の果実から採られるものであり、本来果実由来の酸味があるものです。
浅煎りコーヒーはコーヒー豆が持つ味わい・風味を楽しめる飲み方の一つです。
浅煎りの魅力も感じていただけるようLight note Aromaでは、酸味を焙煎により遠ざけるのではなく苦手な人にも酸味を楽しめるような嗜みやすい味づくりにこだわりました。
ライトノートアロマの味わいチャート図
柑橘類のように顔をしかめてしまうような酸いを感じる酸味ではなく、ストロベリーのような華やかでやわらかい酸味が口の中に広がります。
コーヒーが喉を通ると、すっきりとした後味と余韻が残るはずです。
朝食の後の一杯として飲むと、しゃっきっと気持ちが整い、さわやかな気分で一日を始められます。
パッケージデザイン
浅煎りの軽やかな、かつ果実のような酸味をイメージしてもらえるように、パッケージはピンクの色味を使用しています。
かわいらしい色味は、女性へのプレゼント・ギフトにもおすすめです。
鮮やかなピンクではなく、深みのあるピンクのため、Smooth AromaやDark note Aromaと並べても調和のとれたパッケージデザインにしています。
Light note Aromaとおすすめのペアリング
Light note Aromaは酸味を感じるフレーバーですが、同系の酸味のあるものとペアリングすると、互いの良さが際立ちます。
■Light note Aromaにおすすめのペアリング
- ・フルーツ
- ・イチゴのショートケーキ
- ・チーズケーキ など
コンビニエンスストアで購入できる手軽なものでは、6Pチーズなどとペアリングしてもすっきりとした浅煎りコーヒーの良さを感じることができますよ。
Light note Aromaがお好きな方におすすめのコーヒー
Light note Aromaで酸味のあるコーヒーの楽しみを感じられたら、他の酸味のあるコーヒーと飲み比べて、ご自身のお好みの酸味の様子を見つけていただくのも楽しみ方の一つです。
INIC coffeeで、酸味が特徴的な商品の一例は以下の通りです。
■酸味が特徴的なINIC coffeeのラインアップ
- ・Beans Aroma Ethiopia(ビーンズアロマ エチオピア)
- ・ロースタリー Medium Roast(ミディアムロースト)
- ・TRUNK POWDER COFFEE ストロベリーナチュラル
Beans Aromaシリーズはコーヒー豆の産地による風味の違いを楽しんでもらえるシリーズです。
どちらの産地のものを選んでも、豆が持つ本来の酸味を感じてもらえますが、とくにエチオピアはレモンのようなさわやかな酸味を感じられるフレーバーです。
また焙煎度による違いを感じられるロースタリーシリーズも展開しています。
なかでもMedium Roastは浅煎り寄りな味わいで、軽やかな酸味と香りを感じられる一杯となっています。
TRUNK POWDER COFFEEは名古屋市・高岳のロースタリーTRUNK COFFEEの贅沢・至高の一杯を粉末化し、気軽にいつでもどこでも味わえるよう再現したシリーズです。
華やかな香りやフルーティな果実味や甘み・酸味が魅力です。
Dark note Aromaの特徴
一方のDark note Aromaは、苦みとコクを感じられる深煎りコーヒーをイメージしたフレーバーです。
深い苦みがありますが、INIC coffeeが大切にする、”毎日飲んでも飽きがこない”味わいにできるようブレンドによって苦みとコクのバランスにこだわった一杯です。
どっしりとした苦みとすっきりとした後味を両立するため、グァテマラ産とブラジル産のコーヒー豆を中心にブレンドしています。
炭のような焦げを感じる苦み・風味ではなく、キリっとした鋭い苦みで、口の中に入れた瞬間、重厚で深みのある苦みを感じることができます。
同時に深煎りながらコーヒーらしい酸味も感じられ、酸味と苦みの調和がとれた味わいとなっています。
後味は重たくなりにくく、飲んだ後は自然と目を閉じてひと息吐き、リラックスしながらすっきりとした余韻を楽しみたくなります。
先述の通り、日本では深煎りが好まれる傾向があり、Smooth Aromaも深煎りを好まれる人向けに、若干深煎り寄りの味わいとなっています。
Dark note Aromaは、Smooth Aromaとも異なるきりっとした鋭い苦みをイメージしています。
もともと苦めの深煎りコーヒーがお好きな方はもちろん、初めて深煎りコーヒーを飲む人にも試していただきたい商品です。
とくにお仕事の合間の休憩時間や自宅に帰ったあとのリラックスタイムに飲むと、落ち着いたブレイクタイムを楽しむことができます。
パッケージデザイン
Dark note Aromaは苦みと深みをイメージし、グレーを基調としています。
Light note AromaとSmooth Aromaを並べたときに、苦みのある深い味わいがわかるようなカラーリングです。
シックなパッケージデザインとなっており、男性へのプレゼントにも最適です。
Dark note Aromaとおすすめのペアリング
Dark note Aromaは苦みを感じるコーヒーのため、真反対の甘みを感じるスイーツなどがペアリングにおすすめです。
甘さを感じている口の中を苦いコーヒーで満たすことで、お互いの良さが際立ち、幸せなカフェタイムを過ごすことができます。
■Dark note Aromaにおすすめのペアリング
- ・チョコレート菓子
- ・大福などあんこを使った和菓子
- ・アイスクリームパフェ
- ・ドーナツ など
同系統の苦いチョコレートと合わせてもおいしく食べることができます。
ぜひいろいろなペアリングを試してみてください。
Dark note Aromaがお好きな方におすすめのコーヒー
Dark note Aromaのような苦みのあるコーヒーがお好きな場合、以下のような商品と飲み比べると、よりお好みの苦みが分かります。
■苦みが特徴的なINIC coffeeのラインアップ
Beans Aromaはブレンドではなく単一産地の上質な豆を使ったシングルオリジンコーヒーのシリーズです。
計9か国の展開がありますが、中でもマンデリンやキリマンジャロは苦みがあり、深いボディを味わうことができます。
またロースタリーシリーズで最も焙煎度が高いFull City Roastは、深いローストによる上質な苦みが特徴です。
こちらはエチオピア・コロンビアの豆を配合しており、Dark note Aromaとは異なる深い苦みを楽しむことができます。
デイタイムアイスアロマ炭焼き珈琲は夏場の熱い時期に相性の良いアイス専用のコーヒーです。
国産備長炭で豆を焙煎し、抽出したコーヒーをパウダー化した商品で、アイスで飲むと深い苦みと炭焼き焙煎の香ばしさが広がる商品です。
うだるような夏の暑さの中で、キリっと気が引き締まる一杯になっています。
おすすめの飲み方
Dark note AromaもLight note Aromaも、基本はパウダー1本に対し、85℃のお湯を150ml注ぐ飲み方をおすすめしています。
ただし、お好みに応じてお湯の量などを変えることでより楽しみ方を変えることができます。
■飲み方のバリエーション
- ・エスプレッソ風(お湯40ml)
- ・濃いめ(お湯120ml)
- ・アメリカン風(170ml)
- ・カフェオレ(お湯を温かい牛乳にする)
- ・アイス(お湯は100mlにして、氷を入れる)
どちらも少し濃いめで溶かすと、香りも味わいも濃厚なものになり、コーヒーの違いを感じやすくなるのでおすすめです。
またDark note Aromaはアイスやカフェオレなどにしてもより苦みが際立つように感じられますよ。
飲み方も当社が推奨しているものはありますが、お好きにアレンジいただいて、お好みの飲み方を見つけるのも楽しみの一つとなります。
まとめ
ここまでLight note AromaとDark note Aromaの特徴などを紹介しました。
どちらの商品も、ブレンドコーヒーの定番商品として飲んでいただきたい商品となっています。
Smooth Aromaと合わせた3杯を飲み比べるのが一番のおすすめです。
お湯を注いだ直後の香りから異なってくるため、飲み比べてみたり、香りの違いを楽しんだりすると楽しいカフェタイムになります。
ぜひSmooth Aromaの仲間として、これからLight note AromaとDark note Aromaをよろしくお願いします。