バレーボールチーム JAぎふリオレーナ / 髙石 明美選手(キャプテン)、梅田 莉樹子選手、皆川 莉乃選手 インタビュー
「パフォーマンスもコンディションも、水分一つで変わるんだなって。自分を“ととのえる”新しい方法をみつけられた気がします。」
仕事にプライベートにがんばる女性のインナーケアを応援する、飲む点滴・経口補水液「HUMANEED」(ヒューマニード)」。
『わたしのためのME/NU』シリーズNumber-2にご登場いただいたのは、バレーボールの国内リーグ、通称「Vリーグ(※)」の中の「V2」で活躍する現役Vリーガー・JAぎふリオレーナの3選手。
社業と競技の両立という「社業両立型」の活動スタイルで多忙な毎日を送る選手たちが、自分の身体と向き合いながら努力していることやHUMANEEDとの出会いによって変わった水分補給への意識、そして今シーズン初の公式戦となる「2023 V・サマーリーグ西部大会」に向けての意気込みについて語ってくださった。(※Vリーグ公式ホームページ)
目次
“社業両立型”のVリーガーたち
「Vリーグ」に所属するチームの大半は、企業側が選手を社員として雇用する形態の「実業団チーム」である。
その中でもトップカテゴリのV1では、実業団チームでありながら社業は行わず競技に専念する「競技専念型」で活動するチームがほとんどであり、近年ではV2でも同様のスタイルをとるチームが増えてきている。
そんな中、JAぎふリオレーナはチーム設立当初から社業と競技を両立する「社業両立型」で活動している。
職場では1人の職員として責任ある業務を担い、競技の場ではプロバレーボール選手として大会への出場や地元イベントへの参加をして地域を盛り上げるなど、2つの立場から企業や社会に貢献している理想的なチームである。
スポーツ選手の社業両立と聞くと、『簡単な仕事を任されている』『選手だから優遇されている』などとイメージする人も多いだろう。しかし、JAぎふリオレーナはそんな印象を良い意味で裏切った。
梅田選手:「私とリノ(皆川選手)は経理課で業務を行っています。今は支店や各部署から届く伝票の処理や現金の管理などをしていますが、部署内でジョブローテを行うので、課の業務は一通り行っています。」
他の職員ともコミュニケーションを取りながら、一職員として任された業務を淡々とこなす選手たち。
本格的な「社業両立型」であるからこそ得られることも多いのだという。
皆川選手:「職場の人や生産者の方たちが、休日にわざわざ試合を見に来てくれるんです。お休みの日に申し訳ないな・・・と思う反面、顔をみるとホッと安心したり、とても嬉しくて。
仕事をせずにバレーボールだけをしていた方が競技レベル的にはアップできるのかなと思いますが、これは普段一緒に仕事をさせてもらっているからこそ成しえることだと思っています。」
髙石選手:「リーグ戦になると、毎年ホームゲームが何度かあって。その時に会場設営から片付け、応援団までを職場の方たちにお手伝をいいただくんです。
だからこそ勝たなきゃという思いが強くなる一方で、敗戦して申し訳なさに押しつぶされそうになりますが、職場で多くの方に声を掛けていただき、『次の試合には必ず勝って感謝の気持ちを伝えたい!』という思いにさせてくれる温かい職場です。」
社業を一生懸命がんばっているからこそ得られる良好な人間関係や、応援したくなる気持ち。
ハードな生活の中でも明るく前向きに取り組む選手たちの振る舞いが、周りの人の心を動かしているのだと感じ取れる。
一方、本格的な「社業両立型」でがんばる選手たちには、自由な時間がほとんどないといっても過言ではない。
梅田選手:「正直、はじめは練習と仕事の切り替えが難しかったですね。
練習は週に5日あって、平日の練習日は定時よりも30分早い17時に仕事を上がらせていただき、18時から21時過ぎまで練習をしています。
練習が終わってからクールダウンや怪我のケアをして、管理栄養士さんが作ってくれる食事を食べてから各自のタイミングで帰るんですが、そうすると帰宅時間はいつも23時前後になってしまいます。」
皆川選手:「お休みは週2日で日曜日は丸一日休みですが、平日は定時まで通常通り仕事をします。
地域のイベントにも積極的に参加しているので、休みの日がイベントと重なることもあったり。
なので入組してから1~2年は、仕事を覚えることと生活サイクルに慣れることに必死でした。」
選手として抱える問題
平日の昼間は真剣に、時には和気あいあいと社業をこなす選手たちも、バレーボールの場面となれば表情が一変する。
今シーズンのスローガン・「突破 ~愛と勇気とハードワーク~」を掲げ、10月に開幕するV2優勝を目指す彼女たちはプロとして結果を出すため、体育館以外の場所でも練習や試合に向けて心身ともにコンディションを整える。
『ケガをしにくい身体をつくるためには』
『退勤してから練習までの間に体調や気持ちを切り替えるには』
『疲労を残さずに明日の練習に臨むためには』
常に自分のベストパフォーマンスを想像しながら、日々のトレーニングやコンディショニングに励んでいる。
練習がスタートすれば切り替えてプレーに集中する選手たち。
しかし、仕事を終えてからおこなう練習に向けたコンディション作りには、難しい部分も多いという。
皆川選手:「私とリクさん(梅田選手)は経理課なので基本的にデスクワークなんです。特に自分は体質的にもむくみやすいし便秘にもなりやすいので、夕方からはじまる練習のときには足がパンパンで重くて動くのがつらかったり、昔ケガをした部分が痛んだり。便秘が続いているときは飲み物を飲むことすら苦しくなることもあります。
そんな日の夜は寝ている間に脚をつったりすることもあって、『疲労がたまってるんだな』と感じてしまいます。」
梅田選手:「定時は17時半ですが、練習がある日は17時に上がらせていただいています。でも、仕事が終わっていなかったり繁忙期には、練習よりも仕事を優先させることもあって。
遅れて練習に参加する時は、十分にアップができなかったり足が疲れたまま動き始めることもあるので、『ケガに繋がらないようにしなきゃ』という思いが強くなってしまうときもありますね。」
一方、人事労務課で黙々と業務をこなす髙石選手は、アスリートには欠かせない「水分補給」が苦手だと語る。
髙石選手:「私はもともと飲み物を飲むということが苦手なこともあるんですが、私が所属する職場はお客様が来店される部署になるので、机に飲み物を置いたり堂々と飲むことに気が引けてしまって。
忙しかったりすると、『気付いたら午前中はなにも飲んでいなかった』なんて日も少なくないです。
練習でも試合でも後半にフラフラになってしまうとわかっていながら、水分をとると気持ち悪くなってしまうのでなかなか飲めなくて、脚をつりかけることもあります。」
普段の生活からちゃんと水分をとらなきゃとは思っているんですが、忙しかったりするとコンディション作りもなかなか意識することもできなくて・・・」
選手たちが声を揃えて話す、社業と競技のどちらも一生懸命がんばりたい思い。
しかし、どちらも頑張るがゆえに不十分になるコンディショニングが、選手たちのパフォーマンス向上に水を差すことも。
練習でも試合でも常にベストパフォーマンスをして、レベルアップを図りたい。
そんなプロアスリートとしての意識の高さとは裏腹に、思い通りに動かない身体。
明るく前向きに練習に取り組む彼女たちの胸の内に隠された、悶々とした気持ちが伺えた。
HUMANEEDとの出会いと新たな気付き
今回、『同じ東海地方でがんばる女子アスリートを応援したい』という思いをきっかけにお声がけしたことがご縁となり、約1ヶ月前からHUMANEEDを飲んでいただいている。
出会った当初、HUMANEEDを試していただく3選手に日常生活の中での水分補給の優先順位についてたずねたところ、『食事や睡眠に比べると、優先順位は低い』『水分補給というか、飲みたい時に飲むという感覚』『飲むことが苦手で普段からあまり水分補給をしていない』などという回答が得られた。
これまでコンディショニングには特に気を遣ってきた選手たちだったが、水分補給についてはあまり意識をしたことがなかったという。
しかし、HUMANEEDとの出会いをきっかけに、練習や日常生活でも水分補給を意識するようになったと同時に、自分のコンディションについての新たな気付きや変化があったと話してくださった。
髙石選手:「経口補水液って聞くと、体調不良とか熱中症とか、そういう時に飲むイメージでした。あと味も美味しくないというか・・・(笑)
でも、HUMANEEDを飲み始めてからイメージが変わりましたね。苦手な人工的な甘さがなくて、果物の自然な味で普通に美味しくて。
苦手だった水分補給も、HUMANEEDに切り替えてからは『飲もう』という気持ちが強くなりましたし、少しずつではありますがこまめに飲むようになりましたね。」
皆川選手:「味がおいしくて飲みやすいので、普通の水を飲んでいた時よりもしっかり水分補給ができていると思います。
そして何より、ずっと悩んでいた便秘が解消されたことが本当にうれしくて。今は朝のルーティンとして、1Lの水で割ったHUMANEEDを飲んで決まった時間にトイレに行くようになりました。」
梅田選手:「仕事中にもHUMANEEDを飲んでいるんですが、気づいたら水筒が空になっているんですよ。
もともと水分をよく摂る方ではあったけれど、同じ水分補給でも『こういうメリットがある』とか『身体に良いもの』ということを知ると、さらに積極的に飲もうと思うようになって。
ただの水じゃなくて、HUMANEEDを混ぜて飲もうと。これまでは飲みたいものを飲んでいたけれど、何を飲むかが大事で、飲むものの中身を気にするようになりました。」
さらに、HUMANEEDを飲んだことによってプレー面でも効果が実感できているという。
梅田選手:「そういえば、ジャンプをする瞬間に脚がつりそう!ってなる感覚がときどきあったんですけど、最近は全然ないですね。」
皆川選手:「私もリクさん(梅田選手)と同じで脚をつりかける瞬間が何度もありましたし、これまでは夜寝ているときに脚がつっていたんですが、最近は全然つらないです。朝起きた時もいつもより身体が軽いのかなと。なんていうか、パフォーマンスもコンディションも、水分一つで変わるんだなって。自分を“ととのえる”新しい方法をみつけられた気がします。
『汗っかきだから仕方ない』ではなくて、どうやって防ぐか対策を考えて向き合うことが大切だと思いました。」
脚をつるということは、たくさんの汗をかくことによる水分不足やミネラル不足、疲労など原因がさまざま。
JAぎふリオレーナの選手にとっては、社業と競技の両立によって身体に大きな負担がかかっていることも原因の一つとして考えられる。
しかし、今回のHUMANEEDとの出会いを通じて『水分補給一つでこんなにも改善される』ということを実感していただくことができた。
これをきっかけに忙しい毎日の限られた時間でできるコンディショニング法として水分補給を継続し、常にベストパフォーマンスを発揮していただければと思う。
シーズン初の公式戦「2023 V・サマーリーグ西部大会」に向けて
今月末の6月30日(金)から7月2日(日)まで滋賀県大津市で開催される、通称「サマーリーグ」。
Vリーグに所属する全チームが東西に分けられ、予選リーグから決勝トーナメント行ってV1・V2リーグといったカテゴリの壁を越えて順位を決定する。
ほとんどのチームがシーズン初の公式戦となるため、10月から開幕されるリーグ戦に向けてチームレベルを確認するとともに、新戦術の試用やルーキーの起用など各チームが力試しのような形で挑む一面も併せ持つ大会である。
髙石選手と皆川選手は3度目、梅田選手は4度目となるサマーリーグ。
それぞれが抱く大会への思いを語ってくださった。
髙石選手:「昨シーズンからチームのメンバーは大きく変わっていませんが、サマーリーグはシーズン最初の大会になるので、今の現状や自分たちの立ち位置を確認しながら全員が全力を出し切って戦えればいいのかなと思います。
個人的には、今シーズンが始まってから攻撃のリズムを早くするためにスパイクの練習をしているので、試合の中で積極的に実践していきたいです。」
梅田選手:「チームの大きな課題の一つとしてブロックがあるのですが、私自身も苦手意識があって。
でも、それを克服するために4月から練習を重ねてきたので、試合の中でどんどん試したり挑戦しながら、なにか自分の中で得るものがあるような大会にしたいと思っています。」
皆川選手:「今年は新人のメンバーも多いので、後輩たちを安心してプレーさせてあげるために、ムードメーカーとしてどんどん明るい空気を作っていきたいです!(笑)
個人的にはブロード(移動攻撃)が得意なので、勝負所でしっかり決め切って、気持ちのこもったプレーでもチームを盛り上げていきたいと思います。」
そして、大会期間中にもHUMANEEDを飲んでみたいと話す。
皆川選手:「試合のときはとても緊張しがちで、変に力が入ったり、脚がつりやすくて。
でも今は、HUMANEEDを飲むことで悩みを解消できるかも知れないという期待もありますし、これを飲んで体調を整えることが自分のルーティーンになっているので、大会期間中もいつも通り飲んでいきたいなと思っています。」
サマーリーグは、1~2日目は2試合、3日目は1試合の計5試合を3日間で戦いきるハードスケジュールとなる。
普段から社業と競技を両立しながら精一杯がんばる選手たちが、練習の成果を出し切るべき公式戦の場でベストパフォーマンスを発揮できるよう、HUMANEEDを通じてコンディショニングのサポートができることを切に願う。
JAぎふリオレーナ
岐阜県岐阜市を本拠地とするぎふ農業協同組合の女子バレーボールチームである。2022-23シーズンはV.LEAGUE DIVISION2(V2)に所属。
チーム名の由来は、Rio「リオ」【川】/reina「レーナ」【女王】共にスペイン語から名付けられた。
「リオ」(川)は、岐阜県を象徴する代表的な一級河川である清流長良川の清らかにやさしく流れ、時には激しく荒れ狂う【川】をイメージし、「レーナ」(女王)には、金、テッペン、冠など、常にトップを目指す【女王】チームになってほしいという願いが込められている。