「コーヒーカップとティーカップってどう違うの?」こんな疑問を抱いたことはありませんか。特に「お客様用にカップを購入しようとしたけど、コーヒーカップやティーカップなど種類があって迷った」という方は多いのではないでしょうか。
コーヒーカップとティーカップには、それぞれ特徴があります。しかし現在では、兼用カップが使われることが多いのも事実。そこで、よりあなたのライフスタイルに合ったカップを選択できるように、これらの違いをご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
コーヒーカップの特徴は?
まずはコーヒーカップの特徴を3つご紹介します。
コーヒーカップは分厚い
コーヒーカップは飲み口が分厚くなっています。この形状はコクを感じられるという特徴があり、特に深煎りコーヒーのボディ感を楽しみたい方にはおすすめの形状です。
高さがあるから保温効果がある
丸みがあって高さがあるため、熱を逃しにくくなっています。コーヒーはティーに比べて低い温度のお湯を用いるため、保温できる形状が適していると言えるでしょう。
飲み口が狭く香りを逃がしにくい
飲み口が狭いことで熱だけでなく、コーヒーの香りも逃がしにくいのが特徴です。コーヒーは熱いうちに飲むのが好きという方は多いのではないでしょうか。コーヒーカップは飲み終わりまで冷めにくく香りを楽しめるような形になっているので、まさにコーヒーに適した形と言えますね。
ティーカップの特徴は?
ティーカップの特徴は、コーヒーとは真逆の3つです。
ティーカップは薄い
ティーは沸かしたての熱湯を使うことが多く、冷まして飲む必要があります。縁が薄いのはそのためです。また、縁が薄いと軽やかな口当たりに。そのため、繊細な香りや酸味を楽しむことができます。この理由から、飲み口が薄いカップは浅煎りコーヒーがお好きな方にもおすすめです。
背が低くカップのデザインを楽しめる工夫がある
冷ますという理由はもちろん、ティーは透明度が高いため、カップ内の模様を楽しめる作りになっています。ティーカップは、素敵なデザインが施されたカップが多くありますよね。味わいや香り、そして見た目にも趣があるのは、ティーカップならではの楽しみです。
飲み口が広い事で、光が入りやすく
飲み口が広いと、光が差し込みやすくなります。すると、ティーカップの模様をより楽しめるようになるのです。
コーヒーカップとティーカップの違いは、より美味しく飲むための工夫
このように、コーヒーカップとは真逆の特徴がありましたね。そしてこの違いは、コーヒーやティーをより美味しく飲むための工夫と言えます。しかし実際に使い分けるとなると、揃えるのが手間だったり、場所を取ったりと面倒くさい部分もありますよね。
そんなときにおすすめしたいのは、兼用カップです。
現代は兼用カップやマグカップが主流
現在、コーヒーカップとティーカップの中間の形をした兼用カップが主流となってきています。お客様用に兼用カップを用意しておくと、使い分けの必要がなく便利ですね。
また、自分用のマグカップを持っているという方は多いのではないでしょうか。マグカップは通常、コーヒーカップよりも大きめで頑丈という特徴があります。しかし陶磁器や耐熱ガラスなど選べる幅は大きいため、次のような使い分けができますよ。
・紅茶や浅煎りコーヒーがお好きな方:縁が薄めのマグカップで繊細な香りや酸味を楽しむ
・深煎りのコーヒーや紅茶を熱々の状態でより長く楽しみたい方:肉厚のマグカップで保温とまろやかさを重視する
毎日使うなら、ドリンクがより美味しくなるような器を選びたいですよね。様々なライフスタイルに合わせて、ぜひ参考にしてはいかがでしょうか。
さいごに
コーヒーカップとティーカップの違いをご紹介しました。これらは、コーヒーやティーをより楽しむための特徴がありましたね。
また、便利な兼用カップやマグカップも多くの家庭で親しまれています。こだわりの器で飲むドリンクは、ただ飲むだけでなく味わいを楽しむことに繋がるのではないでしょうか。ぜひお気に入りのカップを見つけて、素敵な時間をお過ごしくださいね。