(2022年2月21日 更新)
たんぽぽの根を使った「たんぽぽコーヒー」をご存知でしょうか。
コーヒーに似た味わいをしていることからたんぽぽコーヒーと名付けられましたが、実はコーヒーではありません。カフェインを含まないため、妊娠・授乳中の女性やお子さんまで、幅広い方が楽しめる飲み物です。
今回はたんぽぽコーヒーの魅力や、その他のノンカフェインドリンクについてご紹介します。カフェインを控えつつ様々な種類のドリンクを楽しみたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
たんぽぽコーヒーの別名はたんぽぽ茶
たんぽぽコーヒーはたんぽぽ茶とも呼ばれています。使用されているのはたんぽぽの根の部分。
コーヒー豆と同じように乾燥や焙煎、粉砕の過程を経て、成分を抽出します。
味は「麦茶とコーヒーの中間」「土っぽい感じ」などと言われ、本物のコーヒーに飲み慣れている方にとっては少し物足りないかもしれません。第二次世界大戦後のドイツではコーヒー豆の輸入が難しかったため、たんぽぽコーヒーが代わりに飲まれていました。
たんぽぽコーヒーの成分は?
続いて、たんぽぽコーヒーの主な成分を見てみましょう。たんぽぽコーヒーには腸の環境改善やむくみ解消に役立つ成分など、体に嬉しいものが含まれています。
クロロゲン酸
コーヒーの生豆にも含まれるクロロゲン酸は、ポリフェノールの一種です。ポリフェノールは抗酸化作用を持つ植物由来の成分で、苦味や香りのもととなっています。
イヌリン
イヌリンはゴボウやニンニクなどにも含まれている、水溶性食物繊維の一種です。イヌリンは善玉菌のエサとなって腸内環境の改善に役立つだけでなく、食後の血糖値上昇を穏やかにする役割もあります。
カリウム
カリウムはナトリウムとバランスをとり、筋肉や神経の機能を保持しています。過剰なナトリウムと水分を尿として排出する利尿作用の働きがあるため、むくみの改善に役立ちます。
ビタミンC
ビタミンCはメラニン色素の生成を抑えたり、コラーゲンを作るのに役立ったりと、美肌作りには欠かせません。抗酸化作用によって過剰な活性酸素を取り除くため、細胞の老化を防ぐ役割も担っています。
鉄分
体内で鉄分とタンパク質が結びついたものをヘモグロビンといい、全身に酸素を運ぶ働きをしています。鉄分が不足すると立ちくらみや頭痛の原因にもなるため、積極的に摂っておきたいミネラルです。
カルシウム
骨や歯の形成に欠かせないのはもちろん、筋肉や神経の活動にも関わる重要なミネラルです。ミネラルの中では体内に最も多く存在しますが、日本人の食生活においてカルシウムは不足しがちな栄養素と言われています。
これらがたんぽぽコーヒーの主な成分ですが、商品によって加工工程などが異なるため、これらの成分が全て同じように含まれているわけではありません。より詳しい情報は商品の情報をチェックしてみてくださいね。
ノンカフェインの飲み物は他にもある?
たんぽぽコーヒーと同じノンカフェインの飲み物は他にもあります。
・麦茶
・ルイボスティー
・玄米茶
・あずき茶
・チコリーコーヒー
・コーン茶
・黒豆茶
・ゴボウ茶
・ハーブティー など
コーヒーや紅茶などに含まれるカフェインには覚醒作用があり、この効果を求めて飲む方も多いでしょう。
しかし睡眠前に飲むと眠れなくなったり、妊娠・授乳中の方にとってはお子さんへの影響が心配になったりと、様々なリスクもあります。
ノンカフェインの飲み物ならこの心配はなく、安心して飲めますね。これまではコーヒーや紅茶を好んで飲んでいたという方も、様々なノンカフェインドリンクを試してお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。
ノンカフェインのコーヒー
INIC coffeeはナイトアロマというノンカフェインのコーヒーが好評頂いております。
一般的なノンカフェインコーヒーだと、どうしてもコーヒー風味が物足りない、薄いという事が多いのですがINIC coffeeのノンカフェインコーヒーは、コーヒーの味わいがしっかり感じられるとお声を頂いています。是非ご覧ください。
たんぽぽコーヒーには、ミネラルビタミンが豊富
たんぽぽコーヒーはたんぽぽの根から作られる、コーヒーに似た飲み物です。その成分には食物繊維や生命活動に欠かせないミネラル・ビタミンなどがあります。そしてノンカフェインのため、カフェインを避けたい方にもおすすめです。
カフェインを含んでいない飲み物は、他にもたくさんありましたね。
お気に入りの飲み物のラインナップが増えると、「今日は何を飲もうかな」とわくわくしませんか。ぜひノンカフェインドリンクの多くが持つ、自然由来の優しい甘さや香りに癒されてみてください。