グァテマラコーヒーの特徴とブレンドのおすすめ

INIC coffee

(2022年2月21日 更新)
グァテマラのコーヒーは、日本で昔から根強い人気の高いコーヒーです。苦みと酸味のバランスが丁度よく、
ブレンドのベースとしても合わせやすいコーヒーとして定評があります。

グァテマラのコーヒーの味は、果物のような酸味と花のような甘い香り、コクを感じられるコーヒーです。

コーヒーショップでも人気が高い銘柄で一度飲んだらやみ付きになってしまいます。
力強く優しい味と余韻を感じられる甘みを合わせもったコーヒーとして、固定ファンも多いです。

詳しく解説していきます。

目次

グァテマラコーヒーの特徴と味

グァテマラ コーヒー

グァテマラは18世紀中頃にコーヒーが持ち込まれ、栽培されるようになったと言われています。

グァテマラのコーヒーの味は産地によって違いがありますが、主な特徴はリンゴのような酸味、
チョコレートナッツのような甘み、香りは柔らかいフローラルな香りで、濃厚なコクがあります。

特にグァテマラコーヒーのコクは深煎りでもしっかり残るため、ブレンドベースでも人気です。

グァテマラコーヒーが美味しい理由

グァテマラ コーヒー

グァテマラは世界でもトップレベルのコーヒーとして有名で生産量は世界10位です。

グァテマラは広い平地から中米最高峰4000m越えの山岳地帯に位置し、火山灰の土壌と温暖な気候によって
美味しいコーヒー豆を栽培する条件が整っています。

グァテマラのように標高が高ければ高いほど、昼間と夜で寒暖差が激しくなります。
その環境のおかげで果実はゆっくりと育ち、実が固くしまり美味しいコーヒーが生産できます。

グァテマラでは標高によって豆のランク付けが行われていますが、
これは隣接のホンジュラスやエルサルバドルでも用いられています。

グァテマラ全国コーヒー協会 ANACAFE(アナカフェ)

グァテマラ コーヒー

また、厳しい品質管理体制もあります。

1969年、グァテマラコーヒーの品質向上と生産管理のために、
「グァテマラ全国コーヒー協会・通称ANACAFE(アナカフェ)」という機関が設立されました。

この機関は生産者によって運営されていますが、政府の人もメンバーに加わっています。

この専門機関によって、グァテマラのコーヒーの品質向上、ブランディングなどが行われています。

グァテマラコーヒーのグレードSHBについて

グァテマラのコーヒー豆で有名な産地は、色々ありますが、高度によってコーヒー豆のグレードが決められています。

その中でも標高1370m以上で栽培されているコーヒー豆は、
SHB(ストリクトリー・ハード・ビーン)などと呼ばれて最高ランクに位置付けられています。

イニックコーヒーのグァテマラコーヒーは、この最高グレードの「SHB」のみを厳選したパウダーコーヒーです。
濃厚チョコレートのようなコクと甘さと、香ばしさと、ふわりとしたフローラルな香りをご賞味頂けます。

ビーンズアロマ グァテマラ コーヒー

グァテマラコーヒーはブレンドで飲むのもおすすめ

ビーンズアロマ グァテマラ コーヒー

イニックコーヒーのグァテマラコーヒーを美味しく飲むには、
まずはストレートで味わうのがおすすめですが、ブレンドでも楽しんで頂けます。

グァテマラコーヒーの酸味とコクを活かして、オリジナルブレンドを作るのもおすすめです。

特にグァテマラはブレンドするとコーヒーの香りが際立ちます。

苦味が欲しい方はマンデリンをブレンドすると、ほろ苦さと深いコクと風味が出ます。
酸味を強調するのならエチオピアをブレンドするのがおすすめです。果実感がしっかり出ます。

他にもブラジルとコロンビアをブレンドしたものにグァテマラを少し加えると、
コーヒーの香りが一層感じられる仕上がりになります。

グァテマラコーヒーは、苦みや酸味などの好みに合わせやすいバランスの良いコーヒーです。

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