コーヒー豆の選び方は?ブレンドにもおすすめの定番コーヒーの特徴

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自分好みを選ぼう!定番コーヒー豆の特徴をご紹介

よく聞くコーヒー豆の名前といえば、あなたは何を思い浮かべるでしょうか。ブラジル、コロンビア、モカやキリマンジャロなど、コーヒーには様々な豆の種類がありますよね。日本人のコーヒー消費量は、1人あたり*10.62杯/週(2018年)という結果が出ています。

世界で見てもコーヒー消費量上位に入る日本ですが、あなたは自分好みのコーヒー豆に出会えていますか。今回はよく目にする定番コーヒー豆の特徴をご紹介しますので、ぜひあなた好みのコーヒー豆を見つけてみてくださいね。
*(参考)全日本コーヒー協会 http://coffee.ajca.or.jp/

目次

コーヒー豆定番7種類の選び方と特徴

コーヒー豆を選ぶといっても、どう選んだらいいか迷ってしまいますよね。コーヒー豆の選び方のポイントは、まずは定番のコーヒー豆を選ぶのがおすすめです。そこで今回は日本で馴染みのあるコーヒー豆を7種類をご紹介します。

味に馴染みのあるコーヒーから始めてみて、どんどん自分好みの酸味、コク、苦味、香りなどを見つけていくと、コーヒーの奥深さをもっと楽しめると思います。それでは、コーヒー豆を選ぶ旅に出発しましょう。

ブラジル産の特徴

コーヒー生産量世界第1位のブラジルは、高品質のアラビカ種・インスタントコーヒーなどに使用されるロブスタ種のどちらのコーヒー豆も生産されています。酸味やコクのバランスが良いブラジル産コーヒーは、その多くがナッツやチョコレートの風味を持ちます。

グァテマラ産の特徴

山岳地帯が多いグァテマラ産コーヒーは、地域によって風味の違いがあります。世界的にも有名なアンティグア地域のコーヒー豆は、フルーティで上品な酸味が特徴。ウェウェテナンゴ地域のコーヒーは、バランスの良さやチョコレートのようなコクが特徴など、グァテマラ産のコーヒー豆は、味わう度に楽しさを感じられます。

コロンビア産の特徴

エメラルドマウンテンという名前をご存知でしょうか。これは、コロンビア産の上質のコーヒー豆のことを指しますが、実は「エメラルドマウンテン」という山は存在しません。コロンビアはエメラルドの産出が盛んなため、そのように名づけられました。コロンビア産コーヒーは、どっしりとしたコクと滑らかさのあるものや、甘さを持つものなど、幅広い風味があります。

エチオピア産の特徴

コーヒー発祥の地と言われるエチオピア産のコーヒーは、果実のような上品な風味が特徴です。エチオピア原種と呼ばれる野生のコーヒーノキから収穫されることが多く、未知の品種が多数存在すると言われています。

キリマンジャロの特徴

キリマンジャロという銘柄は、タンザニアにそびえ立つ山の名前が由来です。キリマンジャロ山に近いタンザニアの地域では、昔からアラビカ種の栽培が行われていました。キリマンジャロは、みずみずしい酸味と甘みが混ざった複雑な味わいが人気です。

マンデリンの特徴

コーヒーの銘柄で有名なマンデリンは、地名ではなく、インドネシア・スマトラ島に住む部族の名前です。マンデリンは、スマトラ島で収穫されたアラビカ種の豆で、希少価値の高いものとして扱われています。スマトラ島では「スマトラ式」と呼ばれる特別な加工法を行っており、土やハーブを思わせる力強い風味が特徴です。

INIC coffeeビーンズアロマ

INIC coffeeには、ブラジルやグァテマラなど上記6種類の単一産地の上質な豆だけを使ったシングルオリジンのパウダーコーヒーがあります。お湯でも水でも5秒でさっと溶けるパウダーコーヒーはブレンドにももちろんおすすめです。

モカの特徴

モカというと、中東イエメンにあるモカ港から出荷されたコーヒー豆を指すことが多いです。イエメンやエチオピアなどで生産されており、複雑な風味と爽やかさを併せ持っています。ちなみに、先ほどご紹介したエチオピア原種に「モカ」という品種があったり、エスプレッソにチョコレートを加えたドリンクを「カフェモカ」と呼んだりと、使い分けがやや複雑です。

コーヒーブレンドに挑戦!

コーヒーショップや喫茶店では、その店独自のブレンドコーヒーを楽しめます。様々な産地や品種の豆を、生豆の状態からブレンドするか、焙煎してからブレンドするか、はたまた割合はどうするのか…など、ブレンドコーヒーにはその店のこだわりが詰まっているのです。

しかしここでは、「自分好みを見つける」ことを目的に、自宅でできるブレンドコーヒーの例をご紹介します。方法は簡単で、焙煎済みのコーヒー豆を数種類用意するだけです。慣れてきたら好みに合わせて割合を変えてみたり、アクセントに豆を増やしてみたりと、ぜひ自分好みのブレンドコーヒーを追求してくださいね。

・酸味が好きな方
キリマンジャロ60%、エチオピア40%

・どっしりとしたコクが好きな方
マンデリン60%、コロンビア40%

・バランスのとれたコーヒーが好きな方
ブラジル40%、コロンビア30%、グァテマラ30%

さいごに

日本でポピュラーなコーヒー豆7種類の特徴や、自宅で簡単にできるブレンドの方法についてご紹介しました。「自分の好きなコーヒーはこういう特徴なんだ」など、発見はありましたか。コーヒー好きが集う日本で、ぜひ世界のコーヒー豆をお楽しみくださいね。

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