チョコレートのコーヒー相性が良いのはなぜでしょうか。INIC coffeeでもデザートコーヒーで、ショコラ×カカオという組み合わせのコーヒーがあります。今回は、このチョコレートとコーヒーの相性をじっくりと解説します。
目次
チョコレートとコーヒには共通点が多い
まずチョコレートとコーヒーには、豆、味、加工方法など共通点があります。この共通点が多いほど相性が良くなると思います。一つ一つ解説しますね。
コーヒー豆と、チョコレートの原料のカカオ豆の共通点
・果実の種子を加工する事でコーヒーや、チョコレートが作られる。
・果実が最初は緑色で、成熟するとともに黄色や赤に変わる。
・産地はコーヒー豆もカカオ豆もアフリカや南アメリカなど、南半球の地域が中心。
・カカオ豆もコーヒー豆も、赤道付近の熱帯地域での生育に適している。
チョコレートもコーヒーも生物学的にはまったく違う豆を使っていますが、このように不思議な共通点があります。ちなみにコーヒーとカカオ両方の生育を行っている農家の方もいらっしゃいます。
コーヒーとチョコレートの味の共通点
・コーヒー豆もカカオ豆ももともとは苦味と少しの酸味がある。
・カフェインやポリフェノールを含む。
・コーヒー豆もカカオ豆も、酸味や苦味を調整するために焙煎や複数の豆をブレンドする。
コーヒーもチョコレートも豆の段階では、味に近いものがあります。チョコレートは、加工された段階で食べる事がほとんどですが、昔はカカオ豆の苦い状態で食べていたそうですよ。
コーヒーとチョコレートのおすすめの味の組み合わせ
コーヒーと合うチョコレートのおすすめの組み合わせをまとめました。ブラックコーヒーには、ミルク系チョコが相性がいいです。一般的にミルクチョコのカカオは約40%なので、ブラックコーヒーの苦味と酸味とうまくバランスがとれた、万能的な組み合わせです。
浅煎りコーヒーには、フルーツ系のチョコやナッツ系のチョコの酸味が、浅煎りのコーヒーの酸味と相性がよくおすすめです。また、ナッツやフルーツの風味も活きて香り豊かな組み合わせです。
中煎りコーヒーは、割とどんなチョコレートとも相性が良いです。酸味と苦味のバランスのあるコーヒーのため、ミルク系~ビター系まで合います。
深煎りのコーヒーには、ブラック系チョコがおすすめです。コクと苦味のある深煎りコーヒーには、カカオ含有量が多く、ビターなブラックチョコレートと一緒に食べるとさらに濃厚さ増して美味しいですね。
また、INIC coffeeのリュクスアロマのショコラ×カカオは、ビターな味わいですがミルクを入れると濃厚なカフェモカに!是非ご堪能ください。